【基本のき】縫い目が曲がる~を解決!ミシンで真っ直ぐ縫うコツ

ソーイング

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よく聞くミシンの悩み「真っ直ぐ縫えない」

まわりによく言われるのが、

「よく真っ直ぐ縫えるね~!」

ミシンの悩み、あるあるですね。

もちろん私も最初はそうでした。
やってるうちにコツを掴んでくるんですけどね。
でも、最初からすっごくミシンやソーイングが好きで、下手でも続けられて・・・っていう人はなかなかいないと思います。

「真っ直ぐ縫えないから・・・」
「ミシンって、そういうもんよね」
「真っ直ぐ縫えるなんて上手な人しか出来ないことよね」

というのが原因でミシンが嫌いになってしまう。

そんなのもったいない!

ミシンは、
ちょっとした縫い方を試みるだけで、誰でも真っ直ぐに縫えるんです!

ということで、そのちょっとした縫い方のコツ、ここで覚えていってください♪
これでアナタも今日から真っ直ぐ縫えるようになりますよ。

縫う時、ミシンの針を見てはいけません

「真っ直ぐ縫えなくて」という人に「どこを見ながら縫ってる?」と質問をすると、
返ってくる答えは、「針を見てる」が100%です。

実は、これが、真っ直ぐ縫えない理由です。

針先を見るということは、視点を「点」で捉えていることになるので、線が真っ直ぐにならないんです。
なので、縫う時は、視点を「線」で捉えるようにしましょう。

ミシンの台には、このような目盛りがついています ↓ ↓

針の右側、10、20、30、という目盛りは、針から何mmかを表す目盛りです。
ここに生地の端を合わせて縫いましょう。

<縫い代1cmの場合>

写真のブルーの点線に沿って生地の端を置き、ここを見ながら縫います。
縫い代を1.5cm取る場合は、15mmの目盛り線のところに生地の端を合わせれば良し。あとはお好み、もしくは仕様書の通りに生地を合わせて縫いましょう。
これで、真っ直ぐ縫うことが出来ます♪

端っこギリギリを縫いたい場合

ステッチやポケット付けなど、端っこギリギリを縫いたい場合は、ミシンの台の目盛り線では遠すぎたり生地で見えなかったりすることがあります。
そういう場合は、押さえを見てみてください。

↑ ↑ このパーツを押さえと言います。ここの針の横に小さく目盛りがついています。
これは、針から5mmの位置にあるもので、縫う時は針とこの目盛りの幅を保つように縫いましょう。
押さえの手前の線や、押さえの端っこに合わせて縫うのもアリです。
いずれにしても、針ではなく自分で決めた場所を目盛り線として、そこを見ながら縫うようにしましょう。

目盛り線を見ながら縫うことの、もう1つのメリット

以前は、パターン(型紙)を生地の上に置き、定規を当てて縫い代分を取りながら裁断し、チャコペーパーやチャコペンを使って縫う線の印付けをし・・・
と、縫い始めるまでの手間がかかりまくっていて、縫うところに行くまでとても時間がかかっていました。
でも目盛りに合わせて縫うことさえ知れば、パターンを起こす時に縫い代分を含めて作成し、パターン通りに生地を裁断し、印付けなどをする手間を省くことが出来るようになりました。
目盛り線に合わせて縫えばいいわけですから、いちいち縫い線の印付けをしなくていいわけです。

最近は、パターンを購入すると縫い代込みのパターンであることが多くなりました。
(私、パタンナーのスキルはないので、雑誌を見ながら作るか、市販のパターンを購入しています)
このように、真っ直ぐ縫う方法を活用するということは、縫う前の作業も簡単になるわけです。

目盛り線を自分で引いて縫う!こともアリです

縫い代ではなく、作品の幅を一定にしたいものなどもあるかと思います。
その場合は、針から左側に希望の幅を書きましょう。
セロテープやマスキングテープなどを貼り、そこにペンで線を引くと良いです。
私は幅6cmのロングタイを作製した時、針から幅6cmの場所に線を引き、その線に合わせて生地の端を置いて縫いました。
そうすることできちんと幅を保ちながら真っ直ぐ縫うことが出来ます。
リボンやヒモ、ベルトなどを作る時などはこの手法で行うといいですよ。

 

まとめミシンで縫う時は、針先を見ない
目盛り線を見ながら、視点を「線」で捉えて縫いましょう
自分で線を引いて目盛り線を作ることもアリです

この方法で楽しいミシンワークを♪
応援しています!

 

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