丸カンを使えるようになったら、次は「ピン」に挑戦してみましょう。
「ピン」が上手に使えるようになったら作れるアクセサリーの範囲が爆発的に広がります。今回は、「ピン」の使い方をお伝えし、10分で作れてしまう!基本的なアクセサリーの作り方をご紹介します。
ピンについての基礎知識
ピンの種類
Tピン
パーツどうしを繋げるのに使用します。
先が「T」の形になっているので、端っこや先端のパーツに使用します。
9ピン
両サイドとも丸くなるため、パーツとパーツを繋げるのに使用します。
デザインピン(先丸ピン)
Tピンと同じ使い方をします。
Tピンでは、Tの形をしている先端部分が丸いデザインになっており、これ自体が可愛い飾りとして映えるのが特徴です。
ピンのサイズ表記
ピンも丸カン同様、「直径×太さmm」で表示されています。私は「0.5×15mm」のピンを使用することが多いですが、慣れてきて色々なアクセサリーを作るようになると作品によって長さも太さも違うものが必要になってきます。
また、最初はどんな長さのピンがいいのか見当もつかないと思いますので、例えば25mmなどの少し長めのピンを購入することをおすすめします。ほんの少し単価は上がりますが、長い方が好きな長さでカット出来ますので。
あとは、使用するパーツや作品デザインに合わせてサイズや太さを考慮・購入して下さい。
ピンの色
最もスタンダードなものは、「G」はゴールド、「RC」は
ロジウムカラーと言っていわゆるシルバー色となります。
Tピン・9ピンの丸め方
Tピンで説明します。
使用するパーツにTピンを通し、直角に曲げます。
曲げるのは平やっとこか、可能であれば指でも構いません。丸める前にだいたいの長さを予測して(だいたい7〜8mm)、必要な分以外のピンの先をカットするのが一般的ですが、最初はどの位置でカットすればいいかわからないことが多いと思います。先にカットしてから丸めてみたら足りなかった、となってしまっては、そのピンはもう使えません。
なので、まずは丸めてみて、余った部分をカットする方法でやってみましょう。・・・私は今でもこの方法でやっています(^_^;)
丸やっとこの好きな位置で丸めていきます。
この際、丸やっとこのどの位置で丸めるかによって、丸の直径・大きさが決まります。先端部分で丸めれば小さい丸になりますし、根元に近づくほど丸の大きさは大きくなります。
余った部分をニッパーでカットします。
ここで最大のコツ!最初に必ず直角に曲げて下さい。
そうしないと、左右対称の綺麗な丸にならないからです。
<失敗例>
先に直角に曲げておかないと、上写真(右)のように綺麗な左右対称の円になりません。慣れればいとも簡単に出来るようになるので、大丈夫です!
9ピンもデザインピンも全く同じやり方です。一番最後、または端に来るパーツ以外の中間のパーツは9ピンで繋げます。
あとは、他のパーツと繋げるだけです。
丸カンのみで作るよりパーツが増える分多少時間はかかりますが、その分バリエーションが広がります(*^_^*)
基本的な作り方は同じなので、ピンもコツさえ掴めれば簡単に作ることが出来ます。
【実践!】早速作ってみましょう♪
ネックレスを例に、作成例をご紹介します。
下のパーツでピアスを作ってみますね。
まず、コットンパールにTピンを通し、上記の要領で円を作ります。
次に、丸カンを垂直方向に開きます。
丸カンの使い方は、こちらのページを参考にしてください。
【基本のき】5分で作れちゃう!「丸カン」で作る簡単アクセサリー。
ここに、コットンパールを通したTピン、サークルのパーツ、チェーンを通し、丸カンを閉じます。
以上で、シンプル可愛いネックレスの出来上がりです♪
9ピンを使用すれば縦にいくつもパールやパーツを繋げることも出来ますし、だいぶ作れるアクセサリーの幅が広がりますよ。
ピンと丸カンのみを使用して作った作品例
↑ ↑ 丸カンとピンのみを使用して作った私の作品です。
丸カンのみならずピンが使えると、それだけでもバリエーションがかなり広がります。簡単なもので、ピンの丸め方さえ慣れてしまえば、10分もあれば素敵なアクセサリーが作れるようになります。 もちろんイヤリングも、リングもネックレスも!たくさん作ることが出来ますよ♪
ぜひ、チャレンジしてみて下さいね。
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