編み物を始めると「ゲージを取る」という言葉をよく目にします。
初心者の方は、
- ゲージって何?
- 本当に必要?
- 面倒だから省略してもいいのでは?
と思うことも多いでしょう。しかし、ゲージを取らないと完成サイズが大きく変わってしまうことがあります。
この記事では、
- 編み物のゲージとは何か
- なぜゲージが必要なのか
- 初心者向けのゲージの取り方と測り方
- ゲージが合わないときの考え方
をわかりやすく解説します。
実際にゲージを取る流れは、こちらの動画でも紹介しています。
編み物のゲージとは?
編み物の「ゲージ」とは、10cm四方に何目・何段あるかを表した数値です。
毛糸を購入すると、帯に必ず記載されていて、
「標準ゲージ○目○段」
のように書かれています。

中には、〇号のかぎ針、〇号の棒針の場合、メリヤス編みの場合、などという注意書きが添えられているものもあります。
「ゲージ」と「スワッチ」の違い
ゲージを確認するために、小さく試し編みを編むことで、自分自身の目数や段数を把握することが推奨されています。
この小さな試し編みはスワッチとも呼ばれます。
つまり、
- ゲージ → 編み目の密度の数値
- スワッチ → そのゲージを確認するための試し編み
という違いになります。
編み物でゲージがなぜ必要なのか
ゲージを取るのは、ぶっちゃけ面倒!
と感じる方も多いです。
が、編み物ではとても重要な作業です。
その理由は、編む人によって編み目のきつさが違うからです。
- 編み方がきつい人
- ゆる~く編む人
同じ毛糸、同じ編み針、同じ編み図でも、編み上がりのサイズは変わります。
なので、毛糸の帯に記載されているゲージはあくまでも標準的な数字であり、編む人の編み方によって、その目数・段数で編んでも10㎝角にはならない、ということです。
そのため、作品を編み始める前にゲージを確認する必要があるのです。
ゲージが合わないとどうなる?
編み図のゲージと自分のゲージが合わないと、完成サイズが大きく変わってしまいます。
- セーターが小さくなる
- 逆に大きくなる
- 袖や丈の長さが合わない
マフラーや小さなバッグなどは、多少大きさが違っても問題なく使えます。
でも、セーターなどウェアの場合は特に、ゲージが合わないと着られないサイズになることもあります。
- キツくてピチピチになっちゃった!
- ブカブカ過ぎる!
と、とても着られないサイズになることが往々にしてあるのです。
せっかくコツコツと編み続けて完成させて着られないのは、悲しいですよね。
ゲージが小さい・大きいときの考え方
ゲージが小さい場合
ゲージが小さいということは、編み目がきつくなっている状態です。
- 仕上がりが小さくなる
- 編み地が固くなる
この場合は、編み針を太くすることで調整できます。
もしくは、もう少し緩く編んでみようかな?とゲージを編み直すことも、一応修正の方法にはなります。
かなり面倒だけど・・・(;^_^A
ゲージが大きい場合
ゲージが大きい場合は、編み目がゆるくなっています。
- 仕上がりが大きくなる
- 編み地がゆるくなる
この場合は、編み針を細くして調整します。
もう少しきつく編んでみようかな?とゲージを編み直すことも・・・以下同文。
ゲージの取り方(初心者向け)
必要な道具
- 毛糸
- 編み針
- 定規
必要なのはこの3つのみ。
毛糸の種類によってもゲージは変わります。
例えば、モヘアのような毛足が長い毛糸は編み目が見えにくく、初心者にはゲージが取りにくいことがあります。
最初は、並太や合太などの編み目が見やすい毛糸を選ぶと失敗が少なくなります。
また、濃い色は編み目が見にくいです。
明るい色の毛糸を選びましょう。
なので、初心者さんであれば、
- 並み太、極太などのやや太めの毛糸
- 編み目が見やすい明るい色の毛糸
- モヘアやラメの入った毛糸は避ける
これらの条件が揃った毛糸で編むことをお勧めします!
スワッチの編み方(スワッチからゲージを取る)
本番と同じ編み方で、10cm以上の四角いものを編みます。
実際に私がゲージを取る様子を撮った動画がこちら ↓ ↓
前開きのセーターを編む様子を編みログとして公開しています。
ゲージを取るために、私は15㎝角くらいのものを編みました!
ゲージの測り方
スワッチが編めたら、中央部分の10cmを測ります。
端から数えるのは編み目が乱れやすいのと、端はクルクルしやすいので避けてください。


10cmの中に何目あるかを数え、編み図のゲージと比較します。
ちなみにだけど・・・
ゲージを取るための専用の道具もあります ↓ ↓
これはこれで優れものですが、まぁ定規があればゲージはとれるので。
ゲージを取るのが面倒と感じる人へ
ゲージを取るのは確かに手間がかかります。
しかし、完成してからサイズが合わず、ほどくことになる方が時間も労力もかかります。
(私は経験者!)
小さくて着られなかったこともあるし、ブカブカ過ぎてふくよかな祖母にあげたことも。
祖母は喜んでくれたけど( ´艸`)
特にウェアを編む場合は、最初にゲージを確認することで失敗を防ぐことができます。
完成品が着られないよりも、15~20㎝のスワッチを編むことの方が断然!失敗回避につながるし、私は絶対的に必要な作業だと思います♪
ゲージはほどいて使ってもいい?
スワッチに使った毛糸は、ほどいていいの?
と、疑問に思う人がとても多いです。
ネットで調べると、「ほどかない・再利用しない」という方の理由として
- ラーメンみたいにチリチリになってしまうから
- 風合いが変わるから
- 一度編んだことで糸が伸びてしまってるから
という回答をされています。
でも、このような回答をされる方は、プロの編み物の講師の方だったりします。
私の回答は、、、
ほどいて再利用する! です。
たかだか15~20㎝角ほどに編むために使った毛糸はとっても量が少ないし、わざわざスチームアイロンをかけてまでゲージを取ったりしていません。
ゲージを取る必要性は絶対だと言い切れますが、独学で編み物を楽しんでいる人間として、風合いや多少の伸び縮みが再利用に影響があると感じたことはありません。
大根を煮るのにプロは必ず面取りするけど私はいちいち面取りしなーい
・・・みたいな感じです、笑。
水通しをしてから測った場合は、乾いてからほどくと使いやすくなるらしいけど、私はやったことないです。
でも、全然困ったことないので、もったいないから私はほどいて再利用します。
それでいいと思っています。
特に初心者さんは、「正しく」より、「楽しく」が大事♡
まとめ
ゲージを取るのは、以下の理由からとっても重要と言えます。
ゲージを取る理由
- ゲージは完成サイズを決める重要な数値
- スワッチを編んでゲージ測ることで失敗を防げる
- ゲージが合わない場合は編み針で調整する
- 面倒でも最初に確認することが大切
少し手間に感じるかもしれませんが、きれいな作品を仕上げるために、ぜひゲージを確認してから編み始めてください。
お気に入りの作品が出来上がれば、ゲージを取ることは小さなひと手間でしかありません。
ぜひ、楽しい編み物ライフを♪


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