ハンドメイドの製作に自信がついてきたり、友人などにプレゼントして喜んでもらえたら、本格的に販売したくなる方も多いと思います。
ハンドメイド販売として真っ先に考えるのは、ネットによるオンライン販売ではないでしょうか。
今は、普通のOLや主婦も、手軽に、無料で、ハンドメイド作品を販売出来る時代。
ここで直面するのが、
どこを利用すればいいんだろう?
という悩みではないでしょうか。
よって、この記事では、ハンドメイド販売におけるプラットフォームの違いや、おススメはどこ?といった解説をしていきます!
この記事は、
- 自分の作品を販売してみたいけど、まだ販売したことがない
- どこで販売すればいいかわからない
- ミンネとベイスで迷っている
このようなお悩みをお持ちの方向けの記事となっています。
ミンネとベイスを両方経験した私の目線で解説していきたいと思います!
オンラインでの販売ルートは大きく3種類ある
ハンドメイド作品を手軽にオンラインで販売するルートは、大きく3種類。
- ハンドメイド専用サイト(ミンネなど)
- ショップを開設する(ベイスなど)
- フリーマーケットサイトに出品する(メルカリなど)
フリマサイトにもハンドメイド作品を出品している作家さんはたくさんいらっしゃいます。
が、フリマサイトはハンドメイド専門の活動とは異なるため割愛しますね。
ここではそれぞれの販売形態の中で代表的な
について解説していきたいと思います♪
minne(ミンネ)とは?
GMOペパボが運営しているハンドメイド専用マーケットです。
ハンドメイド専用マーケットの中では出品者や利用者数が圧倒的に多いのがミンネです。
ハンドメイド専用サイトなので、ハンドメイド品しか販売出来ません。
アカウント登録をすることで作品を出品出来ます。
BASE(ベイス)とは?
ネットでお店を開くなら〜ベ・イ・ス♪
とかなりインパクトのあるCMが印象的なBASE(ベイス)。
ベイスは BASE株式会社が運営しており、無料で自分のサイト(ショップ)が作れるサービスサイトです。
専用のURLを取得し、自分のネットショップを開くことが出来ます。
なので、ハンドメイドに限らずあらゆるものが販売出来ます。
ミンネとベイスの違いとは?
どちらも無料で販売出来るというところは同じですが、そもそもの形態が違います。
ミンネは、モール型。
「ミンネ」という大きなショッピングサイトに自分の作品を出品する形になります。
ベイスは、ASP(サービスを利用するタイプ)型。
専用サービスを利用し、自分専用のショッピングサイトを持つというシステムです。
つまり、
ミンネは大きなショッピングモールに商品を置かせてもらう
ベイスは土地だけ与えてもらい、そこに自分のお店を建てる
そんなイメージですね。
ミンネのメリットとデメリット
ミンネのメリット
ショッピングモールそのものが有名で認知されていれば、モールにたくさんのお客様がいらっしゃいます。
そこにテナントを出すことで、モールにやってきたお客様の目に止まったら買ってもらえますよね。
それがミンネです。
ミンネはハンドメイドサイトの中でも最大級で、ミンネで買い物をするお客様はたくさんいらっしゃいます。
「素敵なハンドメイド作品ないかなぁ~」とミンネを訪れる方が多いので、その中であなたの作品が目に留まり、購入してくださる可能性が高いということです。
つまり、「何かいいものないかなぁ~」とショッピングモールに訪れたお客様の目にあなたが出したテナントの作品が入れば、それで購入してもらえるということですね。
ミンネのデメリット
なんだ楽チンじゃーん☆
と思った方もいるのでは。
確かに、そこはとってもお手軽なので、本当に楽チンです。
お客様は自分から有名&作品豊富のミンネに来てくださるので、集客という意味ではとっても楽です。
リアルの世界でも知名度が高くて大きな商業施設に足を運ぶ人が多いのと同じです。
が、ミンネはものすごく大きなモールなので、膨大な数のテナント(作家)が出品しています。
そのため、モール自体にお客様はたくさんたくさん来るのですが、作家さんも作品も多過ぎてあなたの作品が埋もれてしまい、なかなか気付いてもらえない!
というデメリットがあります。
ミンネで「パールのピアス」と絞り込み検索をすると、約20万個の作品が出てきます。
どんなに素敵な作品を出品しても、なかなか見つけてもらえないというのが、ミンネのデメリットです。
ミンネについて学ぶなら・・・
ミンネでのハンドメイド販売に関して初心者向けにわかりやすく説明されているオススメの書籍がこちら。 ↓ ↓
スマートフォンアプリやパソコンでアカウント設定するところから売れるための細やかなアドバイスが書かれているので、機械が苦手な方でも出来るであろう入門書になっています。
著者は現役の売れっ子作家さんなので、とっても役に立つ1冊です。
ミンネの公式本もありますよ ↓ ↓
ベイスのメリット・デメリット
ベイスのメリット
対してベイスは、自分のお店を持つのと同じ。
なので、あなたのお店に入るお客様は、あなたの作品を目当てにいらっしゃいます。
ベイスではあなた専用のURLによるあなたのショップ(サイト)を作ることが出来るので、あなたのショップ(サイト)を見に来たお客様はあなたの作品を見に来たのと同じこと。
作品だけでなく、あなた自身のファンである可能性もあるので、作品が売れる可能性はグッと高くなります。
ベイスのデメリット
ベイスのデメリットとしては、集客を自分でしなければいけないところです。
土地だけ用意してもらい、あなたのお店を建てたとしても、お店そのものに気付いてもらわなければお客様が来ることはありません。
つまり、ショップを開設しただけでは、あなたのお店は離れ小島にポツンと1件建っているだけで、そのままでは誰も気付いてくれないのです。
従って、ここにお店あるよー!という宣伝をしなければお客様に気付かれません。
スマートフォンに「PAY ID(旧BASE)」という、ショッピングサービスアプリをダウンロードすると、ベイスで作られたショップを手軽に利用することが出来ますが、ミンネに比べたらおそらくその需要は少ないと思われます。
つまり、リアルな店舗でチラシを配るとかそういった作業をやるのと同じで、インスタグラムやブログなどで集客をする必要になってきます。
ベイスについて学ぶなら・・・
ベイスに対応したネットショップの始め方が書かれている書籍です。 ↓ ↓
そもそもネットショップとは?といった基本の説明から、SNSとの連携についてまで、幅広く書かれていて、こちらもとてもわかりやすいです。
どちらも販売手数料はかかる
minne(ミンネ)も、BASE(ベイス)も、出品やショップ開設は無料です。
ここが大きく宣伝もされているメリットの部分ですね。
確かにこれは大きな魅力です♪
が、どちらも作品が売れた場合は、販売手数料や振込手数料がかかります。
ミンネ
- 〔作品価格+購入オプション価格+送料〕の10.56%
- 振込手数料:250円
ベイス
- スタンダードプラン→
月額無料 決済手数料 3.6%~+40円+サービス利用料3% - グロースプラン→
月額16,580円 決済手数料2.9%~
【振込手数料】
一律250円
【事務手数料】
・2万円未満の場合:500円
・2万円以上の場合:0円
作品が売れた場合、これらが差し引かれ、あなたの口座に振り込まれます。
が、作品が売れなければ手数料はかかりません。
リアルな店舗だと、テナント料や光熱費などが発生しますよね。
商品が売れなくても固定の経費がかかってしまいます。
が、ミンネもベイスも、それらの出費は発生せず、売れた場合にのみ手数料が発生するだけです。
作家として初心者のうちは、なかなか認知もされていない状態なので、そうそう売れない場合がほとんどです。
そのような販売初心者にとってはこれはとっても助かる仕組みなんです。
結論:おススメは人によって違う。
結局のところ、ミンネとベイス、どっちがおススメなの?
というところですが、結論としては、
ご自身の販売スタイルによってどっちがいいかは人それぞれ
と思います。
無責任ないい方に聞こえるかもしれませんが、、、(;^_^A
が、強いて言うならば!
まったくの販売初心者の方やネットやSNSにあまり強くない方には、minne(ミンネ)の方かなぁ~~と、私は思います。
おそらく、販売を考えるほどの方であれば、作品のクオリティーはとても高いのではないでしょうか。
となると、やはり難しいのは「集客」なんですね。
そこを考慮すると、集客が楽という意味で、ミンネの方が販売しやすいと思います。
が、すでにリアルな店舗で販売実績がある、SNSでフォロワーがたくさんいるインフルエンサーの方など、あなた自身やあなたの作品のファンがたくさんいる方であればベイスの方が向いているかと思います。
すでに集客がうまく行っているので。
慣れてくれば、ミンネとベイス、両方で売ってみよう!というのもアリです♪
ミンネで売れている作家さんは、検索するとcreema(クリーマ)でもベイスでも販売している!という方も少なくないので。
あなたのスタイルに合った販売を、あなた自身が楽しんで出来ればそれが一番いい方法だと思います(*^_^*)
ミンネ・ベイス以外の販売サイト
ミンネ、ベイス以外にもプラットフォームは複数存在します。
ハンドメイド専用マーケット
無料ショップ開設サービス
フリーマーケットサイト
あなたに合った販売方法が見つかるといいですね☆
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