正直、日本のハンドメイド市場は飽和状態、レッドオーシャンです。
日本では、今から参入してもなかなか売り上げに繋がらないというのが現状。
という経験をしている方は非常に多いのではないでしょうか。
作品のクオリティーは高いのに、ユーザーの目にとまりにくいんです。
これが、日本のハンドメイド業界の現状。
たくさんの作品を販売するには、SNSを駆使したり、対面販売などで頑張るといった努力が必須になっています。
つまり、ハンドメイドのスキルがあるだけでは売れないんですね。
であれば、最初からブルーオーシャンである海外市場を狙うという方法もアリです!
英語が出来なくても大丈夫♪
今回の記事では、おすすめのECサイト(モール型)とショップ(ASP型)をそれぞれご紹介します。
あなたの作品を世界に向けて販売してみませんか☆
オンラインショップには2タイプある
オンラインショップには、モール型と、ASP型の2タイプがあります。
モール型:すでにある販売サイトに自分の作品を出品する
代表例 → Amazon、楽天市場、ミンネ、クリーマ など
ASP型:URLを取得し、自分のショップを開設する
代表例 → ベイス、ストアーズ など
つまり、
モール型は、大きなショッピングモールに商品を置かせてもらう
ASP型は、土地だけ与えてもらい、そこに自分のお店を建てる
そんなイメージです。
それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらにするかはやりやすい方でやるのがいいと思います。
参照 ↓ ↓
海外販売に必要な手順
日本のオンライン販売と同じように、海外に販売する場合も必要な手順があります。
モール型:販売サイトに登録する(アカウント作成)
ASP型:URLを取得し、自分のショップを開設する
モール型だったら、minne(ミンネ)などのハンドメイドに特化したモール型のサイトに登録し、作品を出品することが出来ます。
ASP型だったら、BASE(ベイス)のようなショップ作成ツールに登録し、自分専用のURLを取得して、自分のショップを持つことが出来ます。
どちらもスマートフォンだけでも出来るので、スマホ1つで収入を得られるという利点があります。
【モール型】ミンネ、クリーマで海外販売が出来る
minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)でも海外販売が出来ます!
しかも、ミンネやクリーマが契約している販売代行会社が行ってくれます。
そのため、こちらは出品者が何かをやることはありません。
それが、ミンネやクリーマで海外へ販売するメリットになります。
出品した後は海外のユーザーの目に留まるよう、Instagramなどで情報発信していきましょう。
Etsy(エッツィ)が一番のおすすめなんだけど・・・
ですが、minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)は日本の会社になるので、海外への市場規模はそれほど大きくないのです。
なので、本来、一番おすすめなのは、Etsy(エッツィ)というサイトです。
Etsyは、アメリカ発のマーケットプレイスで、ハンドメイド品やヴィンテージ商品、クラフト用品などを扱っています。
ミンネやクリーマが商品数1,000万点、出品者数が100万以下なのに対して、Etsyは商品数9,000万以上、出品者数は470万という桁違いの市場規模を誇ります(2021年データ)。
ただ、現在、日本で新規ショップの開設が出来ない状態です。
理由は、2021年4月26日より「Etsyペイメント」という支払い方法が導入され、日本はこの支払方法に対応できないからです。
これが解消されれば、海外販売というところに特化して考えると、Etsyの方が圧倒的に海外のユーザーの目に届きやすいのです。
Etsyは海外のサイトながら日本語版のサイトも用意しているので、英語が不安な方でも日本語で取引が出来るのがEtsyの魅力です。
情報更新を常にチェックして、Etsyでの販売が可能になるのを待ちましょう。
【ASP型】おすすめは「Shopify(ショッピファイ)」
URLを取得し、自分のショップのサイトを持てるASP型でおすすめなのがShopify(ショッピファイ)です。
が、ショッピファイはエッツィ同様、海外発祥の世界規模のサイトのため、やはり多くの海外のユーザーの目に留まりやすいので、一番おすすめになります!
ショッピファイとは
- カナダ発のEコマースプラットフォーム
- 世界175ヶ国以上で利用されている(2020年データ)
- 海外の税制などにも自動で対応
- 言語は設定によって自動翻訳される
Shopifyのメリット
何といっても、市場規模が大きい!
世界中で利用されているため、海外ユーザーの目には留まりやすいです。
今ではオンラインストア=Shopifyと認知されるほどに、影響力が高まっています。
拡張性が高く、多言語・多通貨に対応しているので、越境ECとしてはとても強いことがメリットです。
また、Shopifyでは初期設定で海外発送できるようになっています。
サイトの開設からカスタマーサポートまでサービスが充実しているため、英語が苦手でも運営出来るようになっています。
海外事情に対応可能
Shopify内の設定やアプリを導入することで、言語設定や翻訳、通貨切り替えも自動で行ってくれます。
拡張性・カスタマイズ性に優れている
サイトの構築を行うにあたり、自由にカスタマイズできる機能が抜群に揃っています。
アプリやプラグインを導入すれば、あなた好みのサイトを自由に作ることが出来ます。
あなたのショップの世界観を世界に見せることが出来ますよ。
Shopifyのデメリット
登録は無料ですが、出品となると月額利用料金がかかります。
ショッピファイにかかる利用料金
- ベーシックプラン → 33㌦/月
- スタンダードプラン → 92㌦/月
- プレミアムプラン → 399㌦/月
- 最初の2週間は無料トライアル
- 最初の3ヶ月間は1㌦/月
- クレジットカード手数料 → 3.25%~(プランにより異なる)
(2023年7月現在)
個人でハンドメイド品の販売を行うレベルであれば、ベーシックプランで十分です。
月額利用料金がかかるため、利益が出なければ赤字になってしまうというリスクはありますが、海外に向けて販売したい!というのが一番の目的であれば、世界にあなたのショップの露出される可能性を考慮すると、現状ではshopifyがダントツおすすめです!
BASEでも出来る
私が利用しているBASE(ベイス)でも、アプリを導入すれば海外販売が可能です。
ですが、BASEは日本の企業であり、世界の利用者が多い国数という観点から言うと、と、海外に販売することを目的とするならば、Shopify(ショッピファイ)がダントツおすすめです!(2回目)。
まとめ:おすすめはShopify(ショッピファイ)。
以上のことから、ハンドメイド品の海外販売におけるECプラットフォームで一番のおススメはShopify(ショッピファイ)です。
ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
世界に通用するツールであるショッピファイを使って、世界にあなたの作品を販売しましょう(*^ ^*)
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