近年のハンドメイドブームとネット環境の進化により、一般人でもハンドメイド販売が簡単に行えるようになりました。
でも、ハンドメイドを販売出来るプラットフォームは多岐にわたり、
一体どこに登録すればいいんだろうー
と、悩む方は多いのではないでしょうか。
- ハンドメイド専用サイト(ミンネ、クリーマなど)に出品するか
- URLを取得して自分のショップを持つか
という大枠の部分については、どちらもメリット&デメリットがあるので、こちらの記事で解説しています。 ↓ ↓
今回の記事では、
- URLを取得して自分のネットショップを持つ
と決めた方に向けて、いくつか存在するネットショップ作成サービスについて解説します。
代表的なのは「ベイス」「スクエア」「ストアーズ」の3つ
ネットショップ作成サービスの中でも代表的なのは、
この3つになります。
いずれもショップ開設は無料で行うことが出来ます。
これが大きな特徴ですね。
ネットショップ作成サービスのメリット
無料で開設できる
ベイス・スクエア・ストアーズ、どのサービスとも、初期費用・月額利用料が無料で利用できるというところが最大のメリットになります。
したがって、売り上げがなければ、ずっと無料のままなので、毎月の固定費が発生して赤字になる、ということはありません。
固定費のようなマイナスの費用は発生しないというのが気軽に始められるのは、特に初心者にとってはとってもありがたいシステムですね。
では、この3社の比較をしてみましょう。
|
初期費用 | 月額費用 | |
ベイス | スタンダードプラン | ¥0/月 | ¥0/月 |
グロースプラン | ¥16,580/月 | ||
スクエア |
フリー | ¥0/月 | ¥0/月 |
プラス | ¥3,375/月 | ||
プレミアム | ¥9,180/月 | ||
ストアーズ |
フリー | ¥0/月 | ¥0/月 |
スタンダード | ¥2,980/月 |
初期費用、つまりショップ開設に伴う費用はどれも0円!
これが実店舗の場合、店舗の賃料や光熱費など色々かなりかかりますが、これらのネットショップ作成サービスを利用したオンラインショップだと初期費用はかかりません。
かかるのは、家で行う場合の通信料や、カフェでノマド的に仕事する場合の飲料代程度。
ショップ開設が完了したら、次に行うのはプランの設定。
初期費用とは別に、月額費用がかかるプランがあり、ここを選ぶことになります。
売り上げに応じて月額プランを選べる
月額利用料は、利用するプランによって変わります。
月額利用料が上がるにつれて、決済手数料やサービス利用料が安くなる、使える機能が充実しているというメリットが発生します。
よって、売り上げ利益の高いショップにはそのようなプランの方がトータルでお得になるというものです。
なので、初心者もしくは始めたばかりでまだ売り上げが少ないというショップには、初期費用だけでなく月額利用料が0円のプランが断然おすすめです。
利用出来る機能が一番少ないとはいえ、それでもほとんどのことが出来るため、経費を抑えることが何よりもメリットになるからです。
このプラン変更は、どのサービスを利用する場合も、いつでもすぐに出来ます。
あなたのショップの売上金額に応じて柔軟にプラン変更が出来るのは、ありがたいですね。
HTML、CSSなどの専門的な知識がなくても出来る
ショッピング機能を兼ね備えたあなたのホームページを作るわけですから、専門的な知識が必要なのではとビビる必要はありません♡
ワードプレスでブログを開設するのと同じくらい、簡単です。
(と言っても私はベイスしか経験がありませんが・・・)
サイトのデザインは1クリックでテーマを決定・変更が出来るし、その他の機能も初心者でもわかるようになっています。
パソコンの基本的な操作が出来れば、それぞれのショップサービスの機能は使えるはず。
私もベイスでわからないことはほとんどなく、見るだけでスムーズに設定が出来ています。
決済手数料の比較
初期費用などが無料の分、これらのサービスはこの決済手数料で収益を上げています。
|
決済手数料 | その他手数料 | |
ベイス | スタンダードプラン | 3.6%+40円 | サービス利用料 3% |
グロースプラン | 2.9% | ¥16,580/月 | |
スクエア |
フリー | 3.6% | ¥0/月 |
プラス | 3.6% | ¥3,375/月 | |
プレミアム | 3.3% | ¥9,180/月 | |
ストアーズ |
フリー | 5% | ¥0/月 |
スタンダード | 3.6% | ¥2,980/月 |
ベイスは決済手数料の他に、「サービス利用料」なるものが3%かかります。
スクエアとストアーズには、このサービス手数料というものはありません。
ベイスはフリープランだと手数料がどこよりも高いけれど、グロースプランの決済手数料はどこよりも安い2.9%です。
これら手数料は、ショップの売上金額に応じて変わるため、あなたのショップで見込まれる、もしくは目標とする利益によってプランを決めるのが得策かと思います。
上記にも述べたように、どのサービスを選んでもプランはいつでもすぐに変更出来ます。
その都度柔軟に変更していきましょう。
振込手数料と入金時期の比較
売上金の振込に関しても、ショップサービスによって違います。
いつの売上が、いつ振り込まれるんだろう?
振込手数料はどのくらい取られるの?
といった部分は気になるところかと。
|
振込手数料 | 事務手数料 | 入金の時期 |
ベイス | 一律250円 | 2万円未満の場合:500円 2万円以上の場合:0円 |
振込申請から10営業日 お急ぎ振込は翌営業日(1.5%の手数料) |
スクエア |
無料 | 無料 | 三井住友銀行、みずほ銀行は翌営業日 それ以外は水曜締め、同週金曜日 |
ストアーズ |
275円 | 275円 | 入金金額が10,000円以上の場合、月末日締めの翌月末払い |
ショップサービスによってそれぞれ違う上に、振込に指定している銀行口座によっても違ったりしますので、確認しておきましょう。
結局のところ、お勧めは?
あなたがどんなショップを運営するのかによって違ってくると思うので、絶対にココ!と言えるわけではありません。
それでもここまで読んでもなお、迷うなぁ~~と思う方には、私はBASE(ベイス)をお勧めします!
私がベイスを勧める理由① 初心者からプロまで使いやすい
BASE(ベイス)は今回、グロースプランの月額費用の改定を行い、2024年1月16日以降、月額16,580円となります。
が、決済手数料は2.9%のまま。
売上が少ないうちは、月額無料のスタンダードプランを利用すればいいし、売り上げが多ければ多いほど、ベイスが一番お得!ということになります。
私がベイスを勧める理由② 個人でハンドメイドを販売するのに最適
たぶんこのブログを見てくださっているあなたは、ハンドメイド作品を個人で販売したいと思っている方だと思います。
であれば、ネットショップサービスとしてベイスは最適と言えます!
ハンドメイドマーケットプレイス minne(ミンネ)を運営するGMOペパボの調査によると、ミンネ出品者の半数以上が、月の売上2万円未満、月に10万円以上の売り上げを上げている作家は全体のわずか2.3%とのこと。
であれば、初心者でも使いやすいベイスは最適だと言えるんですね。
ベイスは、「初心者もプロも使いやすい!」を謳っています。
ユーザー数も多いことから、ベイスはその使いやすさが売り。
私がベイスを勧める理由③ 中国への販売が可能に!
中国のアプリ「WeChat(ウィーチャット)」内のショッピングモールに商品を出品することができる「中国販売代行アプリ」の運用が始まりました(2024年5月)。
「中国販売代行アプリ」は、BASE(ベイス)の拡張機能アプリのひとつで、「WeChat」内のショッピングモールに商品を出品することができる機能です。
このアプリを利用すると、中国語翻訳された商品がショッピングモールに出品され、商品が購入された際には指定の国内倉庫へ商品を発送するだけで、中国への越境販売を簡単に実現することができます。
※このアプリを使用するには月額500円がかかります。
(利用開始後90日間はお試し期間として無料で利用できます)
私もベイスを利用していて、使い方がわからないということはまったくなく、充実した機能に満足しています。
あなたのハンドメイド販売が充実したものになることを応援しています!
一緒に頑張りましょう♪
コメント