アクセサリー製作をしていくうちに、欲しくなってくるのがレジン液。
レジン液は、使い道がバリエーションに富んでいて、様々なものを作ることが出来ます。
レジンの魅力は、
パーツを繋げたり接着するだけでなく、パーツそのものを作ることが出来る
というところにあります。
思いどおりのパーツを自分で作ってアクセサリーが作れたらいいですよね(*^_^*)
そこで、レジン液とは?その使い方とは?といった、レジン液の基本について解説しますね。
この記事は、
- アクセサリー製作の幅を広げてみたい人
- レジンに興味はあるけれど使い方がわからない人
- どのレジン液を購入しようか迷っている人
に、お勧めの内容となっています。
私が愛用しているおすすめのレジン液、「星の雫」についてもレビューしますね♪
レジン液とは?
「resin(レジン)」とは、英語で「樹脂」を意味しています。
松ヤニなどの天然樹脂だけでなく、ハンドメイド製作で使用する合成樹脂も「レジン」と呼ばれています。
ハンドメイド製作に使われるレジンは、光硬化樹脂というもので、光を当てることで固まる樹脂のことを意味します。
基本的な使い方
ライトを当てて硬化する
レジン液の最大の特徴は、
光を当てるとすぐに硬化しますが、光を当てなければすぐに固まらない!
なので、固める前にゆっくりと形を決めたり作ったりすることが出来るのが、レジンの魅力です。
太陽光でも固まりますが、それだと時間がかかり過ぎてしまいます。
なので、形やデザインを作れたところでライトに当てて硬化します。
型に入れて成形する
また、レジン「液」というくらいですから液体なので、型などあらゆるものを使って自由に成形することが出来ます。
そのため、好きなパーツを封じ込めて固形のものを作ることが出来ます。
色を混ぜたり封入パーツを入れる
透明の液体なので、好きな色のレジン液を混ぜることでどんな色のものも作れます。
私はジェルネイルを混ぜたりしています。
また、ラメやドライフラワーなどを入れて楽しむことが出来ます。
接着剤としても使える
ラメやドライフラワー、ビーズなどを封入して形あるパーツを作るのがレジンの主な使い方ですが、私は接着剤として使うことも多いです。
左右対称に作るピアスの製作などには通常の接着剤よりレジンで硬化する方がキレイに仕上がります。
ビジューのパーツを作るにはレジンが一番です!
レジン液の種類
レジン液にはライトで固まるレジン液と、2液を混ぜて硬化させるエポキシレジンの2種類があります。
アクセサリー製作において、ほとんどの場合はライトで固まるレジン液を使用することが多いです。
以前はUVライトで硬化するUVレジンが主流でしたが、近年はLEDライトでも硬化出来るUV-LEDレジンも多く出ています。
必要な道具
ライト(UVまたはLED)
太陽光でも固まりますが、とても時間がかかるので、硬化するためのライトが必要になります。
間違いないのはUVライトです。
小さなタイプもありますが、私は大きめのUVライトを持っています。
これだと複数のパーツを同時並行で硬化させることも出来るし、どのレジン液でも硬化させることが出来るからです。
これ1つあれば間違いありません。
大きいのはかさばる・・・という方も多いかと。
手のひらサイズのコンパクトなものもありますよ。
型(シリコンモールド、空枠など)
レジン液を流して硬化するための型は、レジン製作にはかなり重要。
もちろん、そのようなものがなくても作れるものは多数ありますが、基本のレジンワークにはこれらのものが必要になってきます。
シリコンモールドは、アクセサリーパーツ屋や百均でも色々買えるので、いろんな型を見てみるといいと思います。
空枠やミール皿といった、型を取るだけのものではなく、枠そのものがそのままパーツになるものです。
直接レジン液を流し込み、ラメやカラー、ビーズなどいろいろなものを入れて作ることが出来ます。
↑ ↑ これは、雫型の枠にレジンを流し込み、表面にスワロフスキーを敷き詰めて、上からレジンを塗り、硬化したものです。
このように枠そのものをパーツとして利用するものも、代表的なレジンワークです。
クリアファイル、マスキングテープ
空枠にレジンを流し込む場合、 下に敷くものが必要になります。
そのままライトに入れて、硬化した後に剥がせるよう、柔らかい素材のものにしましょう。
下敷きのようなものだと固いので、マスキングテープや適度な大きさにカットしたクリアファイルが使いやすいです。
爪楊枝、ピンセット(やっとこ)、ニッパー
ラメを混ぜる、パーツの位置を直すなど、細かい作業が必須です。
そのため、爪楊枝やピンセットを用意しましょう。
私はピンセット代わりに平やっとこを使っています。
はみ出て硬化したレジンをカットするのにニッパーも必要です。
アクセサリー製作の基本の工具はレジンアクセサリー製作にも使うので、必ず持っておきましょう。
管理人愛用、おすすめのレジン液「星の雫」
私が愛用しているレジン液は、「星の雫」です。
UV-LEDレジンという種類で、UVライトでもLEDライトでも硬化するレジン液です。
UV-LEDレジンの優れているところは、
時間経過による黄変がないこと!
ベタつかない!
UVレジンは硬化は早いのですが、どうしても100%満足出来るクリアな質感ではないこと、表面のベタつきが残ることがデメリットと感じていました。
なので、この2点が解消されたUV-LEDレジン液はとっても優れものなのです。
そんなUV-LEDレジン液の中でもお勧めなのが、この「星の雫」。
UV-LEDライトでは1〜2秒ほどで硬化が始まり、30〜90秒ほどで硬化する超速硬化タイプです。
なので、私が使用している36WのUVライトでも、2分タイマーをかければ十分硬化します。
時間はかかりますが太陽光でも硬化します。
私のレジン液の使い方・・・接着剤としても使えます
実は私は、型や枠を使ってパーツを作るよりも、接着剤としての使用の方が多いです。
私は普段、クラフト用の接着剤や金具を接着するのに2種類の接着剤を使っています。
が!
パールやスワロフスキーを並べて作るビジューのピアスなどは、接着剤ではなくレジン液で作る方が、断然綺麗に作ることが出来るんです♪
その理由は、
ライトさえ当てなければ硬化しないので、パーツを思い通りに並べられるまでじっくり作業が出来るから♡
特にピアスは左右対称に作らないといけないので、レイアウトを鏡で写すように正確にしないといけません。
(アシンメトリーに、左右非対称に作るデザインもありますが、、、)
そのようなデザインのアクセサリーを製作するのに、接着剤だと固まり始めてしまい、間に合いません。
レジン液でも太陽光でも固まりますが、そのスピードはゆっくりです。
しかも、形やレイアウトが決まれば、ライトに当てれば2分で固まり、次の作業にすぐに移ることが出来ます。
このようにして作ったビジューのアクセサリーたち ↓ ↓
「星の雫」はレジン液の中でもクリアで綺麗なので、接着剤を使うよりずっと早く綺麗に製作することが出来ます。
スワロフスキーを敷き詰める(デコ)場合には表面を覆うコーティングとしても使えるし、良いことづくめ♡
デメリットを上げるとしたら、UVレジン液よりもほんの少しお高め。
それでもUVレジン液と違って黄変しないため、アクセサリーとしては長持ちするので、コスパは絶対的に良いと言えます。
まとめ
- レジン液はUVレジン液よりもUV-LEDレジン液がおすすめ
- その中でも特に私が愛用している「星の雫」はおすすめ
- UVライト、アクセサリー製作基本の工具(平やっとこ、丸やっとこ、ニッパー)は必須の道具です
- 接着剤としても優れています
レジン液を使うことで、アクセサリー製作の幅がぐんっ!と広がります。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
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