基本の工具3つとパーツだけでももちろんアクセサリーは作れますが、接着剤があるともっともっと作れるアクセサリーの幅が広がります。
接着剤はいくつも種類があるし、プロの方や人気アクセサリー作家さんはたくさんの知識とたくさんの種類の接着剤を持っているかと思いますが、私が使っている接着剤は2つだけ!
初心者さんは、接着剤1つ調べるだけでもあまりに情報が多過ぎて疲れちゃいますよね。
いろんなサイトを見ても種類が多過ぎて比較検討することも面倒になり、結局どれがいいの!?・・・って、なりがちです。
・・・私もそうでした(;^_^A
なので、私が実際に愛用している2種類の接着剤について、シンプルに分かりやすく解説します!
実際、この2つだけでちっとも困っておりません。
たいていのアクセサリーは作れちゃいますので、ぜひとも参考にしてくださいね(*^_^*)
接着剤について、簡単に説明。
接着剤には、大きく分けて以下に分かれます。
速乾タイプと非速乾タイプ
私が使用しているのは、2つとも非速乾タイプです。
完全に乾いて固まるまで24時間かかるというもの。
速乾タイプはとっても強力ですが、失敗が許されません。
ちょっとズレてももう修正出来ない!そんなの嫌ですよね。
なので、私は非速乾タイプを使用しています。
1液タイプと2液タイプ
2液タイプとは、A剤とB剤を同量混ぜて使用する接着剤のことで、強度が高いことが特徴。
でも、速乾性ではないものもあります。
そして、私は2液タイプを使用しません!
理由は、
- 2液混ぜるなんて面倒くさい!
- 1液タイプでも十分な強度がある
・・・速乾性のない1液タイプでも十分問題なく、何でも作れるよ!
という話です(笑)
デメリットとしては24時間待たなければいけないということですが、これってそんなにデメリットではないんじゃないかな、と思います。
失敗せずに製作することが出来るし、24時間放置すれば十分乾いて安定の強度が得られるから。
私が使用している接着剤2選
私は接着を2パターンに分類し、それによって接着剤を使い分けています。
金属を接着する・・・「ロックボンド」
私は、金属を接着する、いわゆるアクセサリーの要の部分にロックボンドを使用しています。
・無色透明でサラサラだが、空気に触れると表面から粘性が出てくる
金属を接着する時、がロックボンド一番強く接着したから、というのが最大の理由。
実際に私がもう何年も前に製作したピアス、どんなにヘビロテしても外れずにしっかり付いてくれています。
メーカー説明によればオールマイティというイメージの書き方ですが、自分の経験以上の信頼性はありません(笑)
私はこのように使い分けていますが、これで失敗したことがないので、自信を持っておススメします。
試してみてくださいね。
パーツをデコるように接着する・・・「多目的クラフトボンドNeo」
スワロフスキーのストーンをデコる時、私は多目的クラフトボンド Neoを使用しています。
多目的クラフトボンドNeoNeoの商品特徴
・液が透明なので仕上がりが綺麗
・液が固めで垂れにくく、凹凸面にも強力に接着ができる
固めの液体なので、垂れてしまったりすることがなく、また速乾性はないので、スワロフスキーのストーンを並べる、いわゆる「デコる」のも丁寧にゆっくり、キレイに貼り付けることが出来ます。
実際に作ってみよう・・・簡単レシピのご紹介。
シンプルなアクセサリーを例に挙げて、レシピをご紹介しますね。
ぜひ、作ってみてください♪
ロックボンドを使って・・・シンプルパールのピアス。
用意するもの:芯立ピアス(上の写真)、片穴パール(8mm)、ロックボンド
↑ ↑ 爪楊枝の先にロックボンドを少しだけつけましょう。
サラサラのボンドなのでたくさん出すと垂れてしまうので、ほんの少し出すだけで大丈夫です。
一番最初に使う際、キャップの裏側を押し込んで穴を開けられるようになっていますが、ここで強く押してしまうと穴が大きくなってしまい、ロックボンドが大量に出てきてしまうハメに(←私の経験)。
なので、ここは小さく穴が開くように、キリのようなもので開けましょう。
↑ ↑ 片穴パールの穴の部分にロックボンドを埋め込みます。
↑ ↑ 芯立ピアスを垂直に差し込み、グッと押さえます。
・・・以上!
これで、パールのスタッグピアスの出来上がりです♪
後はこのまま24時間放置することで、完全硬化します。
↑ ↑ 完全に硬化すると、完成です♪
注意すべき点は、ボンドを必要以上に付けないようにすること。
はみ出ると見た目があまりキレイではなくなるので。
パールだけでなく、色々なパーツを付けることが出来ます。
ぜひ、試してみてくださいね。
多目的クラフトボンドNeoを使って・・・スワロフスキーのネックレス
多目的クラフトボンド Neoは、スワロフスキーをデコる時などに使っています。
スワロフスキーを台座に嵌める時なども、これを使います。
デコも簡単ですが、今回は一番簡単な台座に嵌めるアクセサリーの作り方をご紹介しますね。
↑ ↑ 使用するのは、ミニファンシーストーン石座 ラウンド(#1028)用 ミル打ち 1カン ゴールド と スワロフスキー・クリスタル #1028/#1088 クリスタル/F。
サイズはどちらも「PP31(3.8~4.9mm)」というものです。
多目的クラフトボンド Neoに付属のヘラを使って(爪楊枝でもいいです)、台座にボンドを塗ります。
↑ ↑ 石座の内側全体にボンドを塗ったら、両面テープを付けた爪楊枝(粘着力を弱めにするために指で両面テープをペタペタやっておくとgood)でスワロフスキーの表面を付けて、石座に嵌めます。
ここでもボンドが多過ぎるとはみ出てしまい、スワロフスキーの表面にかかると輝きが曇ってしまうので(経験者です)、十分に気を付けましょう~
↑ ↑ 付きました。この状態で24時間経てば、完全に接着出来た状態になります。
↑ ↑ 石座にスワロフスキーを嵌め終わったら、その他のパーツを用意します。
ネックレスを作ってみます。
必要なもの
- ネックレスチェーン(これも自分で作れますが、今回は省略しますね)
- スワロフスキーPP31を嵌めた石座2カン付き 2個
- スワロフスキーPP31を嵌めた石座1カン付き 1個
- 丸カン(3mm) 2個
- 甲丸バチカン 1個
↑ ↑ 石座と石座を丸カンで繫ぎます。
丸カンを使ったつなぎ方はコチラ ↓ ↓
【基本のき】5分で作れちゃう!「丸カン」で作る簡単アクセサリー。
↑ ↑ キレイに繋げました。
甲丸バチカンに、石座とネックレスチェーンを通します。
指の腹で押すか、平やっとこを使ってバチカンの穴をキレイに閉じましょう。
↑ ↑ こうなります。ここをしっかり閉じれば、石座が落ちることはありません。
↑ ↑ ハイッ!ネックレスの完成です♪
スワロフスキーがキラキラ輝く、シンプルながらも上品なネックレスの出来上がり。
☆☆☆☆☆☆☆☆
この2つのボンドだけで、これだけの接着が可能です!
あらゆるアクセサリーが作れますよ(*^_^*)
ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね。
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